爆睡して爽快に目覚めたが、窓の外を見てびっくり。うっすら雪景色になってた。道路大丈夫かな?と不安がよぎった。

大浴場で朝風呂で温まって、お待ちかねの朝食。これまた素朴でいい感じ。そして量が絶妙。全部食べても去年のようなはちきれんばかりの満腹にはならず、ちょうどいい感じ。

朝食後、散歩に出たが雪は大したことなかったのでホッとした。
夏目漱石の「二百十日]に登場するお寺「明行寺」を見て、今から何年前に夏目漱石がここに来たのかなと考えてみた。調べてみると1899(明治32)年の9月ぐらいに阿蘇に登ったらしい。そうなると125年前にこの同じ地にいたということになる。境内に大きなイチョウの木があったが、夏目漱石を見下ろしたのは間違いない。どんな人でしたか?と聞いてみたい気がした。

宿をチェックアウトした後に向かったのは、「そらふねの桟橋」。車での通行は禁止になっていたので、麓に車を止めて歩いて登った。結構な時間をかけて登ったところに待っていたのは壮観な眺め!ここは本当に来てよかった。まさに空に向かう船に乗る場所のような不思議な感覚を味わえた。

その後は「ベーカリーワークス」でパンを買い、ひたすら下道を走って菊水インターの近くの「ROK」でまたパンを買い、高速に乗って帰宅した。

夜は旅の思い出話をしながら酒盛り。
来年の年末の旅は大晦日に行きたいところだが、昨今の宿泊代の値上がりは甚だしいものがあってなかなか実現は厳しそう。

「天空の船」
天空の 船を待つかな 内牧

カテゴリー: えしぇ蔵日記