さて本番。朝から雨。2025年はこれで3回目のフルマラソンだが、3回とも雨。この運のなさにはあきれる。
ゴールした後に乾いたウェアと靴に着替えるというのをようやく学んだので、今回は預けた。

スタート前もしっかり降ってた。だがいざスタートという時は雨はやんだ。スタートの時に雨合羽を捨てる人が結構いたが、これは後で後悔したと思う。結局降ったりやんだりの繰り返しだった。

今宿駅のところで姫が応援に来ていた。ハイタッチして元気をもらった。

なかなか調子がいいぞと思っていたのも18kmまで。そこでなぜか差込みに襲われて動いたら痛くて一気にペースダウン。そして次に吐き気。もうここで最悪の体調。今回はリタイアしようかと真剣に考えた。20km地点では既にスタミナはなくなっていた。
このスタミナに関しては、おそらく2週間前のフルマラソンの疲れが結局残っていたんだろうと思う。表面的にはなんともなかったが、身体の奥に蓄積したものがまだあったのが、20kmぐらいで影響してきたんだろうと思う。
だから後半はもうただゴールへ向かうだけのギリギリの状態。エイドで何かを食べないと元気が出ないのに胃の状態が悪くて食べる気にならない。それでさらにスタミナ不足になった。
最後のとどめは40km地点で古傷の膝が痛くなった。足をひきずった状態でゴール。もうぼろぼろだった。

教訓:フルマラソンに出たら、次の大会まで少なくとも1ヶ月はあけること。

「福岡マラソン」はゴール後のバスでの移動がスムーズでないことが毎年問題になるが、今年は一昨年ほどではなかった。しかも以前は筑前前原駅からかなり離れてるところに降ろされたが、今年は駅の目の前だったのでこれはよかった。いろいろと意見を取り入れて改善していくのはいいことだ。

地下鉄で赤坂まで来て、そこから自宅まで歩くのがまたつらい。わずか1kmがはるか先に感じられた。
帰宅して風呂に入った後は本当にもうぐったり。

夜は姫が作ってくれたおでんと金沢から来た蟹でビール。身体のすみずみまで沁みていく感じだった。

「無謀」
浅はかに 無謀に学ぶ 五十代

カテゴリー: えしぇ蔵日記