夏季休暇期間中に温泉宿に一泊しようかなと思って、かつて訪問した宿をいろいろ見てみると、ほとんどが値上げしててびっくり。インバウンドの影響だろうな。
唯一安かった湯布院の「はなの舞」を選んだが、せっかく湯布院行くなら由布岳登ろうということになった。
由布岳に登るのはなんと20年ぶり!以前登った時には東峰しか行かなかったが、今回は御鉢巡りで両方制覇しようということになった。
ただ、由布岳の御鉢巡りは滑落で死者が出たこともあるので姫は不安そうだったが、思い切ってチャレンジしてみてみた。
まずは正面登山口から普通に登って、マタエという東峰、西峰の分岐点まで行く。この暑さだからここまで来るのもかなりきつい。
でも本番はここから。鎖を掴んでいざ、西峰へ。
鎖に頼って岩をトラバースするところはかなりスリルがあった。へたれの姫がよく登れたなと思う。
西峰でお昼を食べて、一度下ってゴジラの背へ。ここは上を通るのはさすがに危険なので、姫は下の道を通らせた。
そこからまた登って東峰へ。
この御鉢巡りはスリル、暑さ、きつさで本当に体力使いきった。
無事に下山したが、もう疲れきって下りは会話もなかった。
3時半に今回の宿「はなの舞」に到着。すぐに温泉入ってさっぱりした。
そしてお待ちかねの夕食。ここに泊まるのは3回目で、リピートする理由は料理の素晴らしさ。今回も堪能させてもらった。
ところが!なんと今月末で夕食の提供はやめるらしい。極めて残念なことだが、最後に楽しめてよかった。
乾ききった身体に冷たいビールと果実酒が最高だった。料理も期待通りで大満足。
真夏の登山は危険なので避けてきたが、宿泊するならたまにはいいなと思った。
「御鉢巡り」
見れば近い 歩けば遠い 御鉢かな
蔵