秘境を思わせるような渓谷の中をドライブして到着。なんとも味のある建物で本当に感動した。かすかに記憶に残る、小学一年生の一学期だけ通った木造の校舎を思い出した。日本の思い出がそこにあるような感じがした。
電車が来るとこれがまた風情のある眺めになるんだな。
営業開始は明治36年1月15日とある。
明治36年といえばライト兄弟が初飛行に成功した年だ。つまり飛行機の歴史と同じくらいこの駅は存在することになる。どれだけ古いことか！ライトフライヤーは今やF-35 ライトニング IIだ。歴史の重みを感じてしまう。
営業開始2年後には日露戦争だ。その後も日中戦争、太平洋戦争と波乱の時代が続いたが、多くの若者がここで家族と涙の別れをしただろう。多くの人が片道切符だったろう。この駅はたくさんの涙を見てきたはず。 また、再会もたくさん見たろう。 駅舎が喜びに包まれることも多かったろう。この駅舎には人間のドラマが詰まっている。だから人を魅了するのではないだろうか。
その後は物産店で買いものしてから高速に乗って帰宅。波瀾あり感動ありの思い出深い旅だった。
「嘉例川駅」
散る花も 涙も似合う 嘉例川
戻る人あり 去る人もあり
蔵
早朝出発。片道3時間のドライブ。福岡は曇りだったが登山口では雨。さて、どうしようかと迷ったが、他の登山客が合羽来てたくましく登って行く姿を見て、よし！ワシらもと全身合羽来て出発。
歩き始めると雨も弱まり、大浪池に着いた時には小雨になっていた。
なんとも見事な大浪池。もはや池ではない。その周囲を半周して、韓国岳へ登り始める。そこからは頂上付近まで延々と木の階段。これがこたえる。階段というのは自分のペースでは登れない。歩幅も決められてしまう。段の高さも結構あって、腿とふくらはぎを破壊するために設置されたみたいな厳しさだった。
頂上付近は岩と砂礫。踏ん張った足がずるっと下がって前に進みにくい。だがそれが終われば頂上だ。一面の霧で視界はゼロ。それに下が赤い土なので、ふと振り返って見た姫の姿がまるで火星にマーズパスファインダーを探しに来た宇宙飛行士みたいだった。
さすがに1700mは寒い！風があまりあたらない場所を探してお湯を沸かし、カップ麺とおにぎりを食べてさっさと降りて来た。凍えた身体に熱いカップ麺がありがたかった。この時ほどカップ麺がおいしいと思ったことはなかった。
帰りはまた大浪池をもう半周して降りて来た。ここはいい山だから絶対にまた晴れた日に来ようと思った。
下山した後はすぐに宿に移動して、温泉で疲れを癒して食事。飲むのはもちろんご当地の焼酎。いい酔い加減だった。
「霧のからくに」
からくにも はるかにのぞむと 聞きし山
霧たちこめて 足下も見えず
蔵
そんなにも不人気なのかと改めて驚いた。まぁそれも理解はできる。もはやドライバー関係なしのマシンありきのレースだし、ルールはころころ変わる（特に最近はトークンがどーのこーのと訳わからん）し、F1らしいサウンドはなくなったし・・・かつてのあのワクワクするようなF1でなくなったのは確かだ。
金払ってまで見ねぇよっていう人が更に離れていって、F1人気は更に落ちるだろう。日本だけに限らず、最近は世界的にF1の人気は落ちてるようだ。 FIAは何か手を打たんと！
「あの頃」
セナ ベルガ― プロスト アレジ ビルニューヴ
シューミー マンセル あの頃の夢
蔵
今日は寒の戻りで寒いので大濠公園を走る人は少ない。月がいい感じだったので珍しく写真など撮ってみた。
陳舜臣の「小説十八史略」をもうすぐ読み終える。中国の歴代皇帝も同じ月を眺めたかと思いながら走った。
「月と桜」
大濠や 月は九割 花五割
蔵
まぁそれはさておき、いい映画だった。次々に起こる難題を一つずつ知恵と勇気で乗り切っていくパターンの映画はよくあるが、これは科学的な知識も絡んで、非常に興味深いものになっていた。知識が命を救うという現実を学んだ。
現実に火星への移住の計画が進んでいるらしいが、100年後ぐらいには街の一つもできているのだろうか？
「命」
じゃがいもの 新芽すなわち 命なり
蔵
それにしても今時のキッチンには本当にビックリだ。水の性質を切り替えることができる蛇口っていうのをカタログでは見たことはあったが今回初めて現物を見た。普通の水と酸性水、水素水を切り替えることができる。用途で選べるわけだ。ぶったまげたな。 このキッチンはフラットの部分も広く、収納もたっぷり。パーティーがあっても一度で食器が洗えそうなでかい食洗機などもあってまさにいたれりつくせりだった。
家全体のデザインがとても素敵で感動したので、デザイナーさんをつかまえてたっぷり話を聞かせてもらった。
来場者も多く、結構賑わったので成功だったのではないだろうか。それにしても辰巳社長は本当にいい仕事をされる。その仕事ぶりを見てても勉強になることが多かった。今日は収穫たっぷり。
「技術」
家で知る 日進月歩の 技術かな
蔵
彼は様々な記録を残した。スーパーボウル優勝2回だけでもすごいのに、それを異なるチームで達成したからただの2回とはわけがちがう。これは彼しか達成していない。他に歴代1位としての記録はリークMVP5回、通算パス獲得71,940ヤード、通算タッチダウンパス539、レギュラーシーズン通算タッチダウン55、4000ヤード獲得シーズン数14などなど、輝かしい足跡を残した。
真面目な努力家で、困難な状況でも冷静に判断し、予想外の変化にも咄嗟に対応して的確に指示を出すところがリーダーの模範として敬意を抱かずにはいられなかった。この人はきっと別の世界に進んでいたとしても成功したのではないかと思う。結局成功する人っていうのはその人間性による部分が大きいから活躍する場所は選ばないものなのだろう。
さて、ペイトン引退後はどのクオーター・バックを応援するかな。アーロン・ロジャース、ラッセル・ウイルソン、カム・ニュートン、アレックス・スミスあたりかな。
「栄光」
栄光は 白馬に乗って 去りゆけり
蔵
ホテルの朝食はバイキングだった。たくさんの料理の中にうどんが入ってるところがさすがお国柄。
このバイキングというもの、鉄則があるんだがなぜかいつも失敗してしまう。
１．取り始める前にどんなものがあるかとりあえず一周して全部確認する。
２．一つの料理を取りすぎない。
３．一度で全部取らず数回に分けて取りに行く。
３のようにするのはタイミングが悪くてその時に無くなってるものが後から補充されたりするから。
これらの鉄則を守らないといけないと思ってるのに、また今日も失敗した。いきなり取り始めて、最後にあった目玉焼きを取れなかったし、一つの料理を取りすぎて食べ過ぎてしまった。いつまでたっても学習しない。
8時台のマリンライナーで高松から岡山に移動してそこから新幹線。12時には帰ってきた。そして今日も昼飯抜きですぐ車で客先へ。2ヶ所まわった。
今日は早く寝よう。たいがい疲労が蓄積してそう。
「バイキング」
バイキング わかっているのに 食べ過ぎる
蔵
今日から1泊で福山・高松出張。福山で２ヶ所まわってシステムのチェック。その後高松に渡って2ヶ所でシステムチェックと1ヵ所でバージョンアップ。昼飯抜きで夕方までかかった。
デパートで惣菜とワインを買って、ビジネスホテルで一人の宴。
それにしても今日の疲労度はすごかった。
「瀬戸内の春」
波ゆるき 瀬戸内の春 仕事中
蔵