この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
11月
11月30日(土)晴れのち曇り
昨日10km走れたので今月もギリギリ100km達成。1ヶ月に100kmなんて軽いと思ってたのに、なんだかんだで意外と走る時間が制限されたり雨も降ったりで、100km稼ぐのは結構大変だ。12月は余計時間が制限されそうだから月初から飛ばしていこう。

夜は鍋で久々の焼酎。最近は酒量がかなり減ったが、それだけに飲む時のうまみがことさら感じられるような気がする。

明日はフルで休み!何しようかな・・・って仕事がたまってたんだった。

「ストイック」

姫が問ふ なぜにそこまで ストイック

11月28日(木)曇り時々雨
今月はまだ90kmしか走ってない。昨日は夜にマンションの理事会があったので走れず、今日は筋トレだから走れず、土曜日は休む予定だから残るチャンスは明日のみ。何としてでも10km走りたい。雨降りませんように・・・。

今日の最後は個人のお客さん。起動しないパソコンの修理。無事解決してえらく感謝された。めっちゃやりがいを感じた。この”いい仕事したぞ”という充実感がいい。来年はもっと個人客を増やそうと思う。
個人宅に行くと面白い。いろんな人に出会えていろんな生活を見ることができる。いろんな価値観、いろんな人生。人間観察もできるから個人客は楽しいのかもしれない。
 
「10km」

あと10km 明日は降るなと 祈りつつ

11月24日(日)晴れ
今日は昼過ぎまで不動産の契約。帰宅してちょっとまったりしてから10kmラン。昨日の登山の疲れはなくかなりハイペースで走れた。 夕方、食事前に体重を測ったら65kg台というここ何年も見た事ないような数値になっていた。もはや目標の66kgを通り過ぎている。これ以上落とすと体力的にきついのでこのへんでキープしないといけない。

もうすぐ12月。もろもろ年末に向けての調整に入らないといけない。12月は忙しそうだから100km走るのは無理かな?

「大濠公園」

続ければ いつしか近き 大濠の
湖上の鳥も 顔見知りかな

11月23日(土)晴れ
日田の山奥に津江三山と呼ばれる山がある。釈迦ヶ岳、御前岳、渡神岳の三つ。ワシらは2011年5月に釈迦ヶ岳と御前岳は縦走したので、今回は残る一つ渡神岳にチャレンジ。登山口はでっかい風車が目印。



寒さ対策をバッチリして行ったが、きれいに晴れて風もなく登り始めたらすぐに暖かくなった。この山は最後の登りだけがきついがそこまでは大したアップダウンもなく比較的楽な山だ。



頂上は展望はきくが狭いので先客にグループがいるといっぱいだ。今日はおじさんの登山グループが食事中だった。ワシらはおじさんたちが下山してから頂上で食事した。おそらく寒い登山になるだろうと思って今回はバーナーと鍋持参でカップラーメンを用意してきたが、山頂もぽかぽかだった。



釈迦ヶ岳と御前岳を縦走した時に寄った琴平温泉で汗を流してから帰宅。これがたまらんのだな。冬の登山は帰りの温泉が外せない。
今年はこれで登り納めか?もう一つぐらい登るか?

「どん兵衛」

山で食ふ どん兵衛の味 懐かしき

11月18日(月)曇りのち雨
中国鍼灸院」さんにて。

「睡蓮」

呉炳宇

蓮花出泥水不染、(蓮花泥水より出でて染まらず)

根減肝脂緩肺喘。(根肝脂を減らし肺喘緩やかにす)
子須止血葉降暑、(子須血を止め葉暑を降す)
全身皆宝保平安。(全身皆宝にして平安を保つ)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)。

蓮の花は泥ん中に咲くとにきれーなもんばい
根は肝臓脂肪を減らして咳を止めるとじぇ
種は血を止めて葉は暑さ対策になるとばい
ぜーんぶのパーツがめっちゃ身体にいいとじぇ

蓮の花は本当にすごいんやな。全てに何らかの効能があるんやな。


今夜は雨なので走れない。フラストレーションがたまるな。
とりあえず下半身トレーニングと腹筋だけはしよう。

「蓮の花」

蓮の花 泥より出でて 染まらずと
諭されて見る 己が穢れよ 

11月17日(日)曇り
姫は「西日本新聞」が「シリコン新聞」に聞こえるほどの類稀なソラミミストだが、間違って記憶することに関しても他の追随を許さない。
今日、那珂川のジムに行く途中の会話。

姫: 「那珂川のジム行くなら雑貨屋さん寄っていい?」
ワシ: 「いいよ。なんてお店?」
姫: 「えーっとね、なんやったかな?親指のなんちゃら(笑)」
ワシ: 「……」
姫: 「親指のさきっぽ!(笑)」
ワシ: 「絶対そういう名前じゃないと思う(笑)」
姫: 「小指やったかな?」
ワシ: 「指の問題じゃないと思う」

しまいには”こやゆび”とか訳わからんこと言うし。
結局正解は、「ゆびさきのじゅうにん」。これが彼女の頭の中では「親指のさきっぽ」として記憶される。
 
ジムでは結構追い込んだが、ランニングマシンは5kmだけ。外を走るなら10kmぐらい平気だが、ランニングマシンの5kmはきつい。退屈で何度も距離を見てしまう。30分以上占有するのも迷惑だし。やっぱ外がいいな。
 
「店名」

われたとえ 店ひらくとも おやゆびの
さきっぽなどと 名づけたくなし

11月15日(金)晴れ
夜のジョギングもだいぶ慣れてきて、10kmコースも苦にならなくなった。まだ距離を伸ばせそうな気がするけどそれはまだやめておこう。楽しく10km走れればそれでよし。
それにしても夜の大濠公園の賑わいはすごい。

「夜走る」

夜走る 見た目それほど 気にならず

11月13日(水)晴れ
5月の旅行ですっかりイタリアに魅了されてしまい、イタリア関係の本をいろいろと読んだが、ついに一番の大物に取り組むことにした。塩野七生の「ローマ人の物語」全43巻。今年の冬は全てこれに捧げようと思う。今のイタリアを知るためにはまず昔のイタリアを知ろうというわけ。これを基礎知識としてその上に諸々のイタリアの知識を積み上げていくとしよう。
年に1回の京都旅行が12年で完結したら、今度は年に1回のイタリアというのもいいかもしれない。
 


「サンタンジェロの鳩」
 
朱に染まる サンタンジェロの たそがれに
きみが戯る 鳩に会いたし
 


11月10日(日)曇り時々雨
姫が京都の古本屋で買った北杜夫の「母の影」を読んだ。その中で北杜夫が自分の父親(斉藤茂吉)の歌集「寒雲」を読んで感動して、それ以来父親に畏敬の念を持つようになったという意味の文章がしばしば出てくる。そんなに素晴らしい歌集なのかと思ったが、待てよと思った。これうちにあるぞと。古本屋「あい書林」で見つけたものが本棚にあった。読んだはずだが内容は忘れてしまっていた。しかもそれは昭和十五年の初版なので、おそらく時代からしても北杜夫が後生大事にしたというのはまさにこれと同じものではないかと思う。冷静に考えるとすごいことだと思った。そんないわくつきのある歌集がうちにあるなんて!
早速読み直そうと思った。

「歌」

飴色の ページの歌は 残れども
茂吉既に逝く 杜夫もまた逝く

11月6日(水)晴れのち曇り
今月はもう一回祝日があるのでまた山に登ろうかと計画中。
ワシは山に登るたびに山地図というのを作っている。いつ、どの山に登ったかがすぐにわかる地図だ。年に数えるほどしか登らないのにそれでも長年の間にだいぶ登ったことがわかる。



最近しっかり走ってるせいか、英彦山はなんともなかった。翌日も大して疲労は残ってなかった。この調子で体力をつけていけば、もっとハードな山行に耐えれるようになるかもしれない。
 
「軟弱登山隊」

きばらない 我ら 軟弱登山隊

11月4日(月)曇りのち晴れ
本当は昨日山に登る予定だったが雨だったので今日に伸ばした。今回目指すは英彦山。メジャーすぎて敬遠していたがやはりいつかは登らねばということで今回チャレンジ。
登りは別所駐車場からスタート。参拝者に交じって正面からのルートを選択したがとにかく石段がすごい。かなり上の方まで続いていた。普通の山道になった時にほっとしたが、最後の頂上付近でまた石段。なかなかにハードだった。
今回は紅葉を目当てにきたがなかなかタイミングがよかったようだ。麓から中腹ぐらいは結構楽しめた。だが頂上付近は既に終わっている感じがした。
中岳から北岳と縦走して、下りは高住神社へと一気に下りるコースを選んだが傾斜が急すぎてこれもまたハード。姫は結構まいっていた。さすが修行の山だなと思った。なにせ羽黒山、大峰山と並ぶ日本三大修験場だからな。楽なはずはないわな。
帰りはお約束の温泉ということで「しゃくなげの湯」へ。露店風呂からまた紅葉が楽しめた。山が寒かったせいもあって温かい湯が身にしみた。
さて、次はどこに登るかな。


 

 

 
「紅葉」

修験者も 足を止めるか 初紅葉

11月2日(土)晴れのち曇り
明日は山に登ろうと思っていたがどうも天気が怪しいな。
もうどれくらいの山に登ったろうか?いつも「福岡県の山」とか「大分県の山」などの本を開いて山を選ぶが、福岡のほうはだいぶ選択肢がなくなってきた。来年は佐賀や長崎方面にも足を延ばしてみるかな。
久しぶりに九重にも行きたい。近くに別荘を持って、九重を我が庭のように隈なく制覇できたらどんなにいいだろう。全ての季節の九重を歩いて、写真に撮って、なんていうのが老後の夢の一つだ。
 
「山」

肌寒し 山は手招く 秋の風