この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
4月
4月30日(月)雨のち曇り
連休二日目。今日は買物day。
マリノアで服を買った後は昨日の続きで自転車屋めぐり。そして昨日目をつけておいた自転車を買った。姫もいいのがあったので買った。これで連休中にサイクリングに行ける。
ワシが買ったのはクロスバイクで、ジャイアントのエスケープR3。一目惚れだった。早くこれでどこかに行きたい。



ロードにしようかと迷ったが、自転車初心者のワシにはまだクロスでいいかなと。慣れてきてまだまだ自転車にはまりそうだったらロードへの移行を考えようと思う。
読書、登山、マラソン、筋トレ、旅行。そして自転車が新たに趣味に加わるかな?
 
「エスケープR3」
 
風を切り 明日は何処へ エスケープ
 
4月29日(日)晴れのち曇り
連休初日。まずは掃除でスタート。せっせと家中掃除。
午後から念願の自転車を買いにお店を4軒まわった。医者と同じで何かお目当てのものを買う時はセカンドオピニオンは大事。A店ではできないといわれたこともB店では可能だったりする。一概に値段だけでは判断できないのだ。それに自転車となるとやはり適確なアドバイスができる店なのかどうかがかなり大きい。
まぁそんなこんなでいい感じのものを見つけてキープしておいたので、明日買いに行く予定。晴れれば歩いて行って帰りに乗って帰るんだが、明日雨の可能性大。車に載せて帰るか?

夕方、軽く警固までラン。今日はきついなと思ってても走り出すと血が巡るからか結構元気になって走れるもんだ。
まぁそんな感じの連休初日。
 
「チャリ」
 
喧騒の 都会初めて チャリで知る
 
4月25日(水)晴れ


昨日ついに届いたマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」全10巻。とにかく大長編という話を聞いていたが、集英社の日本文学全集は88冊、山岡荘八の徳川家康は26冊だったから10巻くらいなら大したことないと思っていた。ところが実際に見てみると1巻だけで750ページほどある。3冊に分けていいくらいのボリュームだ。これはあなどれないと思った。
おそらく読み終わる頃は、暑さも峠を越え・・・という感じかもしれない。
 
「時」
 
今ぞおもふ うしなふ時の うつくしさ
 
4月23日(月)晴れ
中国鍼灸院」さんにて。
 
呉先生:「今日は皮の話ネ」
ワシ:「はい」
呉先生:「昔、中国のある官吏の子どもが喘息になったヨ。そしてある晩、夢で薬人参を一寸と胡桃を3個煎じて飲むと治るというお告げを聞いたヨ。朝になって奥さんに話したら奥さんも同じ夢を見てたヨ。それで早速作って子どもに飲ませたら喘息治ったヨ」
ワシ:「へー」
呉先生:「その話を聞いた人が家族が喘息だったから真似して作って飲ませてみたら本当に治ったヨ」
ワシ:「へー」
呉先生:「でも数日してまた喘息がでたから作ってあげたけど今度は効かなかったヨ」
ワシ:「どうしてですか?」
呉先生:「夢で見た人のところに訊きに行ったら教えてくれたヨ。1回目は急いで作ったから胡桃の皮も一緒に煎じたヨ。でも2回目は丁寧に作ろうとして皮をむいてしまったヨ。実はこの皮が大事ネ」
ワシ:「そうなんですか」
呉先生:「皮は中の栄養を閉じ込める役割をするヨ。皮がないと栄養が逃げてしまうヨ」
ワシ:「なるほど」
呉先生:「これはなんでも同じ。お米も時々玄米を食べたほうがいいヨ。りんごも皮ごと食べるほうがいいネ」
ワシ:「確かにそうですね」
呉先生:「この話で言ってる治療法は本当に効くヨ。昔、中国の李時珍という人が書いた『本草綱目』という本にも同じように書いてあるヨ」
ワシ:「あぁ、『本草綱目』聞いたことあります」
呉先生:「漢方の先生でこれ知らなかったら失格ヨ」

調べてみると「本草綱目」を学ぶことは漢方の基本中の基本らしい。この本で紹介している薬種は1892種で、処方や製造法まで細かく書いてあるらしい。
漢方というのは知れば知るほど理にかなっていて面白い。人間が無理なく健康を維持していくためには絶対に必要な知識だと思う。中国四千年の歴史が積み上げたノウハウは尊重すべきだ。
 
「草木」
 
草木の 教えははるか 四千年
人も自然の 枝葉なりしか
 
4月22日(日)曇りのち晴れ
午前中は仕事。お昼は姫と高宮駅前の「To You」で食べて午後はデスクワーク。夕方、大濠公園まで走りに行った。
大濠公園までの往復のコースにはだいぶ慣れてきた。アップダウンの少ないコースだが途中大通りも走るので排気ガスのひどさには少し苦しめられる。それを避けるコースはアップダウンが厳しくなるのでどうしようもない。自転車を買ったら大濠公園まで自転車で行って、池の周囲を走ろうと思う。
 
夜、ヤフオクで「失われた時を求めて」を落札した。到着が楽しみだ。全10巻でしかも1冊のボリュームも結構あるのでおそらく読了は6月かな。例によって運転中にしか読めないだろうから。
さて、最後の大物だ。じっくり読んでいこう。
 
「大濠」
 
大濠や 風と光と 走る人
 
4月21日(土)晴れのち雨
お客さんがパソコンを新しく買ったので設置を手伝いに行ったが、今時のパソコンは何もワシのような人間がわざわざ行くほどのことはない。電源入れてLANケーブルつなぐか、無線LANの設定だけすればそれで終わりだ。プリンターなんて勝手に認識してしまう。楽なもんだ。
それにしてもハードディスクの容量には驚いた。テラげな!若い頃、コンピューターの基礎を学んでいる時にデータ量の単位にはテラというものもあるが、これを使うようになるのは遠い未来だろうと教わったもんだ。あれからわずか20年で一般家庭で使うようになったんだからな。テクノロジーの進歩は常に人の予想を上回る。感動的でもあり、恐ろしくもある。
 
アンデルセンの「即興詩人」も終わり、ついにワシの海外名作文学の旅も残すところあと1冊となった。最後に残ったのは大御所、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」だ。まぁこれは文庫本で10冊だから、名作をあと10作読むようなもんだが。これを読み終わったら一つの区切りとしようかと思う。そして再び日本文学に帰るかな。
さて、またヤフオクチェックの日々だ。

「命」
 
幾許か 知らねば逸る 此岸にて
あれも読みたし これも知りたし
 
4月19日(木)晴れ
東部ハウジング」のOさんが中国に帰ることになった。ワシと会うのも今日が最後。なんとも残念な別れだ。
Oさんは日本語が全くわからない状態で単身中国から渡ってきた。そしてバイトをしながら大学に通い、「東部ハウジング」さんに就職して宅建免許も取得した。全くたいしたもんだ。ワシなんて言葉もわからない外国に行ってその国の資格を一つとれと言われたら即座にギブアップだ。実にバイタリティにあふれた人だと思う。きっと中国でも成功されるだろうと思う。
Oさん、中国に戻っても頑張って下さい!
 
ワシ:「どうして日本に来ようと思ったんですか?
Oさん:「無理矢理です」
ワシ:「無理矢理?(笑)」
Oさん:「そうです。親に言われて」
ワシ:「お前、日本に行って来い!みたいな感じで?」
Oさん:「日本かブラジル、どっちか選べって言われて」
ワシ:「へー!」
Oさん:「中国にいたら駄目って言われて」
ワシ:「そうなんですか!」
Oさん:「それで日本を選びました」
ワシ:「すごいですね」

まさにかわいい子には旅を、だな。素晴しいご両親だ。つらかったろうけど、それでOさんは大きく飛躍したわけだからご両親の決断は見事に実ったわけだ。
親っていう仕事はそれぐらい厳しい面もないといかんのやろうなぁ。
 
「親」
 
安穏を 許さぬ親の 厳しさに
潜むは愛と 別離の涙
 
蔵  
4月18日(水)晴れ
お世話になってたお客さんがまた亡くなった。今日お通夜に行ってきた。会社の帰りにいきなりくも膜下出血で意識不明。そして今朝亡くなった。あまりにも突然の死。本人も死がそばにあるなんて思いもしなかったろうし、おそらく現状把握する暇もなかったろう。
ワシがお邪魔して作業する時は机がすぐ横で、いつもイラレでチラシとかポスターを作りながら冗談を言って笑わせてくれた。今日はどんなネタで笑わせてくれるのか楽しみだった。飄々として面白い人だった。
 
死はまだ遠くにあるという思い込みは誰しも捨てるべきだ。そうすれば今一瞬の貴重さを知ることができる。
お通夜の帰りに自分の時間を蔑ろにしてないか考えた。反省すべき点は山のようにあるな。
 
「通夜」
 
恩人の 骸ながめて 帰る道
常よりおもき 窓外の風
 
4月17日(火)晴れ


やっと手に入った。受かるまでも長かったが、受かった後も長かった。合格通知が来たのが11月。それから何だかんだとやらされて、お金もたっぷりとられてようやく今日届いた。もったいぶるやねぇ。
ここまで来たなら次は重説の練習せんといかんよなぁ。誰かに弟子入りして教えてもらおう。
 
合格からまだ半年もたってないが、あれだけ覚えたことがもうだいぶ薄らいでいるのを感じる。思えば勿体ない話だ。なるべく頭に残るように少しづつ復習しようかなと思う。受かったけど忘れてしまって仕事で活かせないというのは本末転倒だからな。
 
「苦労」
 
頂きに 立てば苦労も 過去のもの
今や懐かし 勉学の日々
 
蔵 
4月16日(月)晴れ
中国鍼灸院」さんにて。今日の呉先生の漢詩はこれ。

「笑顔」

呉炳宇

笑顔不費気力、(笑顔気力を費やさず)
笑顔不要投資。(笑顔投資を要せず)
笑顔不担風険、(笑顔風険を担わず)
笑顔不断増値。(笑顔値増すことを断たず)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

笑うとに気力はいらんばい
笑うとに投資やらせんでいいばい
笑うとになんもあぶなかこつはないばい
笑うたらどんどんよかごとなるばい
 
ワシ:「健康を保つのに一番気をつけないといけないのはなんですかね?」
呉先生:「食べ物ね」
ワシ:「野菜を多く食べるとかですか?」
呉先生:「肉やお酒が好きな人でも長生きしてる人はいるネ」
ワシ:「いますね」
呉先生:「そういう人に訊いてみたヨ。『お酒飲みますか?』『毎日飲む』『肉食べますか?』『毎日食べる』でも病気にならないネ」
ワシ:「なんでですか?」
呉先生:「その人は一度も飲みすぎたこと、食べ過ぎたことがなかったヨ」
ワシ:「なるほど」
呉先生:「なんでもやり過ぎないことが大事」
ワシ:「はい」
呉先生:「お酒も身体にいいこともあるヨ。少しは飲んでもいいヨ」
ワシ:「はい」
呉先生:「例えば利尿作用があるネ。それから消毒作用もある。そしてよく眠れるネ」
ワシ:「確かに」
呉先生:「お酒飲む時は必ず何か食べること。それからゆっくり飲むこと。そしてお茶や水を同じ量飲むこと。これで二日酔いはしないヨ」

お酒は諸刃の刃なわけだな。上手に付き合わないといけない。
 
「酒」
 
酩酊の 境過ぎれば 毒となる
つきあい難きは ささのつゆかな 
 
4月14日(土)晴れ
夕方からもえちゃんが友達のほのちゃんを連れて遊びに来た。初めて会うほのちゃんはもとより、家族が一緒じゃないもえちゃんも気を使ってゆっくりできないのではないかとの心配は全く必要なかった。最初から二人して全開。ほのちゃんももえちゃんに負けず劣らずの天然キャラ。およそ2時間半ほど二人のマシンガントークを聞かされ、ずっと笑いっぱなしだった。ただで漫才が見られた感じだ。
もえちゃんはまだ学校に行き始めて2週間ほどなのに既に天然の才能を爆発させ、数々のエピソードを生んでいた。先生には「あなたって本当に面白いわね」と言われたらしく、友達には”妖精”と呼ばれているらしい。
わずか2週間でかなり笑わせてくれたのでこれから先どれだけやらかしてくれるか楽しみでしょうがない。
 
ご飯の後は我家からの入学祝いの電子レンジと一緒に送ってあげた。ほのちゃんはもえちゃん宅に泊まることにしていた。おそらくあのまま夜中までまたしゃべったことだろう。よくまぁネタがつきないもんだ。

「もえちゃん」
 
芸人も コントもいらぬ もえでよし
 
4月12日(木)晴れ
好評を博した「ラブソングを博多弁で」をラブソング以外にも対象を拡大して、「ロックの名曲を博多弁で」として復活することにした。
記念すべき復活第一弾はこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ&ob=av3e

「Bohemian Rhapsody」 Queen

Is this the real life ?
Is this just fantasy ?
Caught in a landslide
No escape from reality
Open your eyes
Look up to the skies and see
I'm just a poor boy, I need no sympathy
Because I'm easy come, easy go
A little high, little low
Anyway the wind blows, doesn't really matter to me, to me

Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he's dead
Mama, life had just begun
But now I've gone and thrown it all away
Mama, ooo
Didn't mean to make you cry
If I'm not back again this time tomorrow
Carry on, carry on, as if nothing really matters

Too late, my time has come
Sends shivers down my spine
Body's aching all the time
Goodbye everybody - I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama, ooo - (anyway the wind blows)
I don't want to die
I sometimes wish I'd never been born at all

I see a little silhouette of a man
Scaramouch, scaramouch will you do the fandango
Thunderbolt and lightning - very very frightening me

Gallileo, Gallileo,
Gallileo, Gallileo,
Gallileo Figaro - magnifico

But I'm just a poor boy and nobody loves me
He's just a poor boy from a poor family
Spare him his life from this monstrosity
Easy come easy go - will you let me go
Bismillah! No - we will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let him go
Bismillah! We will not let you go - let me go
Will not let you go - let me go
Never let you go - let me go
Never Never Never - let me go - ooo
No, no, no, no, no, no, no -
Oh mama mia, mama mia, mama mia let me go
Beelzebub has a devil put aside for me
For me
For me

So you think you can stone me and spit in my eye
So you think you can love me and leave me to die
Oh baby - can't do this to me baby
Just gotta get out - just gotta get right outta here

Ooh yeah, ooh yeah
Nothing really matters
Anyone can see
Nothing really matters - nothing really matters to me

Anyway the wind blows...

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

「放浪者の狂詩曲」
 
ほんなこつか?
幻想やなかとか?
どげんもんこげんもならんばい
逃げられやせんばい
目開けて空ば見ろて
俺はつまらん男ばい
ばってん同情はいらんばい
俺は気楽に生きてきたばい
いいこつもありゃ さえんこつもある
風がどげん吹こうが
どげーでんよかばい
 
おかーさん、人ば殺してしもうたばい
頭に銃ばつきつけて
引き金引いたら死んでしもうたばい
おかーさん、人生始まったばっかしやとに
全部わやくちゃにしてしもうたばい
 
おかーさん、泣かせるつまりはなかったとばい
もし俺が明日の今頃帰ってこんでん
何もなかったよーに生活せんね

遅かばい もう駄目なごたある
背筋がぞくぞくしてからずーっと身体が痛かばい
みんなさいなら 俺は行かないけんばい
みんなば残して現実と向き合わないけんばい

おかーさん、死にとうなかばい
俺やら生まれてこんかったらよかったとにて思うたりするばい
 
男の小さい影が見えるばい
スカラムーシュ、一緒に踊るや?
雷が光ってから、えらいたまがるばい

ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ・フィガロ すごかねー
 
俺はつまらん男ばい 誰も好いてくれんばい
そいつは貧乏な家のかわいそうな子
おそろしかこつから助けちゃれて

気楽に生きてきたとじぇ 許しちゃってん
絶対いやじゃ 俺たちはお前ば許さん (そいつば許しちゃれ)
絶対いやじゃ 俺たちはお前ば許さん (そいつば許しちゃれ)
絶対いやじゃ 俺たちはお前ば許さん (そいつば許しちゃれ)
絶対許さん (許しちゃって)
絶対許さん (許しちゃって)
絶対絶対絶対許さんばい  (許しちゃって)
いやじゃ いやじゃ いやじゃ いやじゃ いやじゃ いやじゃ いやじゃ
頼むけ 頼むけ 頼むけ許しちゃって
ビアーザバブが悪魔ば連れてきたばい 俺んために 俺んために

そんでお前は俺に石投げたりつばかけたりするとやろ
そんでお前は俺を愛しとってから俺が死ぬまでほたっとくやろ
おぉお前、そげなこつせんでくれ
出ていかないけん ここから出ていかないけん
 
そうやそうや
どげえでんよか
みんな知っとるて
どげえでんよか 俺にはどげえでんよか
風がどげん吹こうが
 

「博多弁」
 
博多弁 いかに聞くとも ほほえまし
 
4月8日(日)晴れ
糸島まで姫とピアノを買いに行った。いつもお世話になる調律師の大城さんに中古の木目のアップライトを探してもらっていたがそれがやっと見つかったのだ。一目見て二人ともすぐに気に入った。我家のリビングに置かれているのを想像するとなんともワクワクする。いいピアノがあれば弾かないわけにはいかない。ワシも久しぶりに練習しようと思う。
帰りに平田ナーセリーの小戸店でベランダに置くハーブや花を買った。お店の人は何を訊いても即答。細かいアドバイスが非常に参考になった。

大城さんにしろ、平田ナーセリーの店員さんにしろ、あれほど一つのことを極められるというのは根本的にその対象を何よりも好きだからだろうと思う。好きなことを極めて社会の役に立つ。これこそ理想の仕事というものだろう。
 
「ピアノ」
 
我が棲家 ピアノの音の あればよし
それを奏でる 姫いればよし
 
4月6日(金)晴れ
今日の午後は不動産の仕事。賃貸用の倉庫の写真を撮りに行った。とてつもなく広い倉庫。頑張って借り手を探さないといけない。ワシの初めての物件だ。
しかし初仕事が業務用賃貸とは思わなかった。
 




建物は鉄骨造りで約3,400坪。敷地面積は5,300坪。賃料はまだ調整中。
天窓があるので日中は電気なくても十分に明るい。JR新宮中央駅徒歩約7分。
誰か借りてくれんかいな。
 
「初仕事」
 
初仕事 遠き初陣 懐かしき
 
4月5日(木)晴れのち曇り
ようやくダンテの「神曲」を卒業して、今日からアンデルセンの「即興詩人」。森鴎外の訳は実に素晴しい!これぞ翻訳の傑作だ。やっぱり森鴎外はとてつもなくすごい・・・。
 
ちょっと風邪ぎみ。早く寝よう。
 
「鴎外」
 
翻訳で またも唸らす 林太郎
 
4月1日(日)晴れ
明日はもえちゃんの入学式ということで、今日は朝から引越しの手伝い。1Kの小さい部屋の引越しに姉貴と義兄さんと親父とお袋が来て、そこにワシが加わればどう考えても多すぎるやろ?1Kの部屋に人多過ぎ。物を置く場所がないし。まぁそれは大騒ぎになるわな。船頭多くして作業進まず。
途中、足らないものをナフコに買いに行った。一所懸命選ぶのは姉貴で、もえちゃんはまるで人ごと。「安いのでいいが」の一点張り。欲もこだわりもないところは実に男らしい。疲れたら商品のソファに座って、「あ〜疲れた。更年期や」とか訳わからんこと言うそのノー天気さは誰に似たのだろうか?あげくの果てに車の後部座席で爆睡してたりする。この調子じゃ福岡での新たな伝説も大いに期待できる。
家具を組み立てぇの、買物行きぃの、ダンボールまとめぇの、ゴミ捨てぇの、パソコン設定しぃの、我ながらよぉ働いた。
夜は我家に移動してお食事。姫が腕をふるった。なかなかに気合入った料理でうまかった。もえちゃんは、「ちょっと、これマジやばい!」と感動していた。そして一所懸命写メしていた。
デザートのババロアに感動したもえちゃんのセリフ。「これおいしいね。なんていうと?ババロア?おばあちゃん、ババロアげなよ。よかったね。きゃはははは!」
もえちゃんがいるだけでそこはコントの舞台になる。まったく愉快な子だ。
最後、もえちゃんをマンションの部屋に一人残してみんな帰る時にはちょっとは泣くかなと思ったがとんでもない。別れ際の最後のセリフは、「ちょっとー!栗饅頭とかいらんけ、持って帰ってよー!」だった。
 
「巣立ち」
 
巣立つ春 子はボケたおし 親かなし