この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
12月
12月31日(木)雪
大晦日。外ははらはらと舞う雪。足の指先が痺れるような寒さになった。だが逆に昔懐かしい感じもする。
午前中は少し掃除を手伝った。昼は対州そばを食べに行こうと出かけた。寒いせいか街にはあまり人がいない。もともと娯楽に乏しい対馬だが冬場はさらに退屈になる。本読むか寝るしかない。宮尾登美子一冊一日で読んでしまった。
夜は姉夫婦と我が一族が誇るスーパーコメディアン、もえちゃんが来て賑やかな晩餐になった。麦焼酎を飲みながら眺める姉夫婦の漫才が今年の笑い納めになった。
 
「ふるさと」
 
ふるさとは 静かな夜と 海の幸
 
12月30日(水)雨
10時の飛行機に乗るために空港へ。結構強い雨が降っていた。出発まで時間があったので第2ターミナルのお土産屋を覗きに行って驚いた。どうせ大したものはないだろうと思いきや、チョコレートショップを筆頭に素通りできない魅力的な店がいくつも並んでいた。これはどうしたことだ。誰か捌けた人が企画したのか、実に見事なものだ。
飛行機は定刻を少し遅れて離陸。対馬上空は風が強くて結構揺れた。義兄さんの出迎えを受けた後、久しぶりの我が家へ。両親は健在なり。なによりだ。早速、お茶粥にありついて一息。その後は買い物したりと緩い昼下がり。
夕方は風が強かったが思いきって走ることにした。持参したトレーニング用のスパッツを探していたら姫のストッキングが出てきた。やつめ、またやりおったなと思ったがよく探したらちゃんと入ってた。紛らわしい。ストッキング穿いて走ったらただの変態や。危ない危ない。寒風に逆らって走ってきたがあまりの寒さによっぽど途中帰ろうかと思った。だが走るとやはり暖かくなる。
夜は対馬名物いり焼き。やはりいいもんだ郷土の味。
 
「母の味」
 
憂い多き 身に沁みるかな 母の味
 
12月29日(火)曇り時々晴れ
午前中に少しだけデスクワークをしたが、あとはずーっとのんびり本を読んですごした。こんなことは半年に一回ぐらいだろうか。のんびりしなれてないからなんとなく落ち着かない感じもする。
 
思い返せば今年はまったく災難の一年だった。血管腫がきれいに治ったことから始まったので最高の1年になるかと思えばとんでもない、おそらく今までの人生で最もつらい1年になった。厄年ってのも馬鹿にできない。だが逆にこれだけついてない一年を経験したのなら来年以降、少々のことなら耐えていけるのではないかという変な期待感もある。多少打たれ強くなったかもしれないが、それだけではなくこれを機に来年は自分というものを改造していかなければならない。誰かの役に立つ人生にする前に、誰にも迷惑をかけない人生にしなければならない。引越しもする予定だし、心機一転気合を入れなおして生きていこう。

明日から対馬帰省。うまいものが待っている。
 
「罪」
 
年の瀬に せめて雪など 舞ひくれば
埋めてしまひたし わが罪の淵
 
12月28日(月)曇り

 
コスモ不動産」さんにお邪魔したら女性陣がエプロンしてるから何事かと思えば餅を作るとのこと。毎年年末には餅を作って業者にあげてたそうな。3年前から始めたそうだが今まで知らんかった。今日はそんなに仕事もなかったのでワシも手伝った・・・というか自分で食べる分を自分で丸めただけだが。やはりつきたてはうまい。昼食前なのに腹いっぱいになってしまった。
 

 
システムハウス」さん、「福岡大手門」さんとまわって2009年の仕事を全て終了。お疲れ様でした。
 
リカちゃんで帰宅する途中、ブイちゃんで姫が前を走ってるのに気付いて後ろをついていった。からかってやろうかと思いきや、あまりの乱暴な運転に驚いてしまった。いつもあんな運転してればいつか大きな事故を起こすのは間違いない。既に2度事故を起こしているのに全然懲りてない。ワシの注意やアドバイスは一切聴く耳持たないからどうにも諌めようがない。人身事故にならんことを祈るしかない。
 
「餅」
 
己が手で 丸めた餅の おいしさよ
 
12月27日(日)晴れ

M島さんの来年のカレンダーが完成した。年々クオリティは上がっていく。もはや西鉄のカレンダーにも引けをとらない。腕を上げるには続けること。続けるためには興味を持ち続けること。好奇心は人間を動かし、成長させていく。M島さんを見てるとそんなふうに思う。





ブックオフで面白い本を見つけたので今夢中で読んでる。「飛行機の100年史」。考えてみればライト兄弟の初飛行が1903年だから飛行機の歴史はまだわずか106年だ。その間に飛躍的に技術は向上し、今やF22ラプターだからな。人間もなかなかやるもんだ。だがもし、この世に戦争というものが一つも起きなかったら、今頃はまだせいぜい複葉機の時代かもしれない。
 

ライトフライヤー
最大速度 48 km/h

              ↓
              
             106年後
              
              ↓


F-22 ラプター
最大速度 2,575 km/h
 
その昔、ミリタリーおたくだった。兄貴の影響でそうなった。兄貴はいろんな軍事関係の本を集めていた。「丸」も購読していた。ワシはそれらをわからんなりにも読んでて一緒にひきずりこまれていった。兄貴は軍艦のプラモデルをたくさん買って組み立てて、座敷いっぱいに艦隊を組ませたりしていた。ワシは既に小学校1年の頃には日本海軍の戦艦、空母、巡洋艦あたりの名前は暗記していた。やがてはアメリカ陸海空軍へと興味はひろがり、世界の艦船、航空機へととどまるところをしらなかった。
ところがこの活発な好奇心が徐々にしぼんでいく。高校生くらいから戦争の悲劇に関する本や映画、あるいは戦争体験者の話などに接しているうちに戦争の恐ろしさを認識するようになって、その道具である兵器に対して恐怖を覚えるようになった。そしてワシのミリタリーおたく時代は終息した。
今、ふと戦争と関係なかった時代の古い複葉機の写真などを見ると実に美しいなと思う。
 
「翼」
 
血をながす すべとなりしを 知りてこそ
神は翼を 人にあたへず
 

12月26日(土)晴れ



http://www.youtube.com/watch?v=BC_UILNwWrc

「God Only Knows」 The Beach Boys
 
I may not always love you
But long as there are stars above you
You never need to doubt it
I'll make you so sure about it
God only knows what I'd be without you

If you should ever leave me
Though life would still go on, believe me
The world could show nothing to me
So what good would livin' do me
God only knows what I'd be without you

God only knows what I'd be without you

If you should ever leave me
Though life would still go on, believe me
The world could show nothing to me
So what good would livin' do me
God only knows what I'd be without you

God only knows what I'd be without you


(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「神様しか知らんばい」
 
おまえばずっと愛せるかどうかはわからんばい
ばってんおまえの上に星が輝いとぉ限りは
安心してよかばい
間違いなかばい
おまえがおらにゃおれがどねぇなるか
神様しか知らんばい
 
もしおまえがどっか行ってしもうてん
人生はこのまま続くやろうばってん、信じてくれ
もうおれにはこの世やらどーでんよかばい
生きとってんなーんもよかこつはなかばい
おまえがおらにゃおれがどねぇなるか
神様しか知らんばい
 
おまえがおらにゃおれがどねぇなるか
神様しか知らんばい
 
もしおまえがどっか行ってしもうてん
人生はこのまま続くやろうばってん、信じてくれ
もうおれにはこの世やらどーでんよかばい
生きとってんなーんもよかこつはなかばい
おまえがおらにゃおれがどねぇなるか
神様しか知らんばい
 
おまえがおらにゃおれがどねぇなるか
神様しか知らんばい
 
 
「人の世の不思議」
 
愛されて 支えられての 人の世に
君と出会いし この不思議さよ
 
蔵 

12月25日(金)雨

ウイルホーム」さん、「Rプランニング」さん、「粕屋のお客さん」とまわって帰宅。そして久しぶりに歯医者さんへ。ワシの命の恩人とも言うべき「梶原歯科医院」さん。あの醜い口唇の血管腫で悩んでいた時に九大病院での手術を勧めてくれた梶原先生。この人との出会いがなかったらひょっとするとワシはあまりの絶望にすでに鬼籍にいたかもしれない。ワシを救ってくれた先生だ。おかげさまで今も普通に生活していける。本当に感謝し尽くせない。今日は検診のみで歯石の除去だけしてもらった。
この世はどんな出会いがあって、それがどんな結果をもたらすか人間ごときにはとても予想できない。今年もいろんな出会いがあったが、無駄な出会いなど一つもないのだ。全てに意味がある。全てにドラマがある。人間の一生はなかなかに面白い。
 
あきらめるな。なんとかなる。絶対になんとかなる。あきらめるな。あきらめるな。
 
「命」
 
生きてゆかん いざ生きてゆかん 大いなる
ものがわたしの 命奪うまで
 
12月24日(木)晴れ
今日は暖かい。なんだかほっとする感じ。
多忙なりしは木曜日。「ヘアーショップ ムーヴ」さん、「ブライダルミュージアム ビッビ」さん、「アルファホーム」さん、「センチュリー21 小笠原」さん、「大新住宅」さん、「ギャルソン」さん。
 
そういえば先日、「Rプランニング」さんでツボさんのパソコンをいじってたら小笠原グループの忘年会の写真を見つけてしまった。毎年盛り上がるらしいが今年もすごかったのがいろんな写真から伝わってきた。よく見るとS田さん(男性)がチャイナドレスを着てた!あいたた・・・これトラウマになりそう・・・。今日、「センチュリー21 小笠原」さんでS田さんに「あの写真を見たそうですね(笑)。あれは闇に葬らなければいけません。削除しといて下さい」と言われた。写真を削除してもワシの脳みそに刻まれたトラウマは削除できない・・・。
ちなみにその忘年会の余興で二人羽織をしたそうだが、これはワシが「Rプランニング」のアサさんに訊かれて提案したわけで、まさか本当に採用になっているとは思わなかった。「アルファホーム」のU部さんによれば、「痛い状況」だったらしい。被害にあわれた方、ご愁傷さまです・・・。
 
「トラウマ」
 
トラウマや チャイナドレスの S田さん
 
12月23日(水)曇り
今日は休みで予定もなし。姫は仕事でいないので一人でのんびりしようと思っていたが、デスクワークをやってるうちに気付いたらお昼。夕食の買物したり長谷ダムに走りに行ったりしてるうちに気付いたら夕方。あっけない休日だった。
今日はワインにあう料理を3品作ったが1品は焦がして失敗した。せっかくのチャビー版スペイン風オムレツが・・・。チャビーは弱火でも油断は禁物。
 
「オムレツ」
 
スペイン風 焦がして国籍不明かな
 
12月22日(火)晴れ



http://www.youtube.com/watch?v=EWr5MbYhMf4

「Angie」 The Rolling Stones

Angie, Angie
When will those clouds all disappear?
Angie, Angie
Where will it lead us from here?
With no loving in our souls
And no money in our coats
You can't say we're satisfied
But Angie, Angie
You can't say we never tried
Angie, You're beautiful
But ain't it time we said goodbye
Angie, I still love you
Remember all those nights we cried?
All the dreams we held so close
Seemed to all go up in smoke
Let me whisper in your ear
Angie, Angie
Where will it lead us from here?
Angie, don't weep
All your kisses still taste sweet
I hate that sadness in your eyes
But Angie, Angie
Ain't it time we said goodbye?
With no loving in our souls
And no money in our coats
You can't say we're satisfied
But Angie, I still love you, baby
Everywhere I look I see your eyes
There ain't a woman that comes close to you
Come on baby dry your eyes
But Angie, Angie
Ain't it good to be alive?
Angie, Angie
They can say we never tried

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「アンジー」
 
アンジー アンジーて
いつになったらすっきりするっちゃろうか?
アンジー アンジーて
これからどげんしたらよかろうか?
心に愛はなかばい
コートに銭はなかばい
満足しとるちゃ言えんめーもん
アンジー きれいかばい
ばってん別れないけんとかいな?
アンジー まだ愛しとるばい
一緒に泣いた夜ば覚えとぉや?
一緒に見た夢は煙んごつ消えていくばい
耳んとこでこそーっと言わしてくれんか
アンジー アンジーて
これからどげんしたらよかろうか?
アンジー 泣いたらつまらんと
おまえのちゅうはまだ甘かばい
おまえの悲しそうな目は見とぉなかばい
ばってんアンジー アンジーて
別れないけんとかいな?
心に愛はなかばい
コートに銭はなかばい
満足しとるちゃ言えんめーもん
ばってんアンジー まだ愛しとるばい
どこ見てんおまえの目ば思い出すばい
おまえんごつよかおなごはおらんばい
ほら 涙ばふかんか
アンジー アンジーて
生きるちゃあよかこつやなかか
アンジー アンジーて
おれたちよぉ頑張ったろーもん
 

「名曲」
 
名曲の いわく煙に 消えにけり
 

12月21日(月)晴れ
中国鍼灸院」さんで呉先生がプリンターの調子が悪いと困ってあったのでメンテした。日頃お世話になってるささやかなお返し。ワシにはこんなことしかできんからなぁ。
コスモ不動産」さん、「住まいのイシダ」さん、「ユーキハウス」さんとまわって、最後は「雷山千如寺」さんへ。境内のすみにどっさり雪が残っているのでビックリ。やはり雷山の気温は平地よりかなり低いということだろうな。もろもろの作業が終わってから和尚さんと「金助」に食事に行った。二人でささやかな忘年会。和尚さんとのつきあいもだいぶ長いが、まだまだ未知の部分が多い。和尚さんは明治から120年の歴史を誇る京都の「六大新報社」の代表も努めてあるそうな。どうりで頻繁に京都に行かれるわけだ。いやいやまさに八面六臂の活躍。頭が下がる・・・。
 
「こころ」
 
住職と 金助の大将 見ておもふ
いい客いい店 飾らぬこころ
 
12月20日(日)曇り時々雨
今日は姫も休みなので新居探しにうろうろした。午前中に「ウイルホーム」さんの物件、午後に「アルファホーム」さんの物件を見せて頂いた。いづれも一長一短でなかなか全てを満たすところはない。まぁそんなもんだな。妥協点をどこに見つけるかだ。
那珂川町、春日市、大野城市、筑紫野市と街を観察して、ついでにアマンディで風呂入って帰って来た。
 
「マンション」
 
築浅の 4LDK 駅前に
空きがあるなど 夢物語
 
12月19日(土)曇り時々雪
不動産のトーカイ」さんでの会話。
 
S田さん:「あ〜かんころもちのいい匂いがしてきた」
社長:「だいぶ焼けてきたよー」
ワシ:「餅焼いてんですか?」
S田さん:「そうよー。しんぐさんに食べさせよぉ思うて」
ワシ:「ありがとうございます」
社長:「焼けたよ、ほら、しんぐさん食べて」
S田さん:「懐かしか味がするやろ?」
ワシ:「ほんとですねー。うわー懐かしー」
S田さん:「日記に書いてね(笑)」
ワシ:「わかりました(笑)」
社長:「しんぐさんもう1個食べて、ほら、S田さんも」(←S田さんの2個目はめっちゃ小さい)
ワシ:「2個ですか!いやいや一つでいいですよ」
S田さん:「なんでー?小食やねー」
ワシ:「じゃぁそのS田さんの小さいのと交換しましょう」
S田さん:「いいって、大きいの食べりぃ・・・・・・そぅお?

めっちゃ嬉しそうなS田さん。
いつも「不動産のトーカイ」さんではおいしいものにありつける。S田さんの実家のみかんとか、特大の枝豆とか、かりん糖などなど。いつも二人でいろいろ食べてるんだろうなと想像させる。それにしても二人とも太ってないな。なぜ?
 
尾道屋」さんで社長にちゃんぽんが成功したことを報告した。社長曰く、最初はうまくできるそうな。慣れてきてバリエーションを工夫しだすとまずくなるので、気をつけたほうがいいとのこと。味は薄めにすることがポイントだそうな。次回は姫のリクエストでもやしを増やし、キャベツを大量に入れてやってみよう。
それにしても「味しょうゆ」は便利だ。
 
夕方、「ランドリー・キッチン」さんへ。5やさんにシステムの修正を頼まれたので行ってみたら5やさん帰ってるし!電話したら「忘れとったー!」げな。しょうがないので電話で修正箇所を指示してもらった。貸しが一つ出来ましたな。フッフッフ。
 
「餅」
 
餅焼けて 正月匂う 事務所かな
 
12月18日(金)曇り時々雪
寒い。強烈に寒い。だがこれくらいじゃないと冬という感じがしない。ワシが小学生の頃、これぐらいの寒さをものともせず通学していたのを思い出す。凍った水たまりを割って遊びながら。子どもの頃はなんでも遊びの対象になる。寒さですらその中に入る。そういえばマフラーや手袋は全て母親の手作りだった。思えば愛情を身につけて遊んでたわけだ。その時には気付かないんだな。通り過ぎてからかつての幸せに気付くんだな人間は。
 
ウイルホーム」さんにいい感じの賃貸マンションがあるので社長に言ったら「見に行ってみる?」ということになったので二人で見に行った。ちと予算オーバーだがゴージャスで快適そうなマンションだった。それにしても今時のマンションてなすごいもんだ。至れり尽くせりだな。思えばワシも41歳。時代も変わるわな。
 
今日は4件まわって帰宅。明日も寒そうだ。
 
「手袋」
 
右左 紐でつながる 手袋の
ぬくもり今も 手に残るかな
 
12月16日(水)曇り
http://www.youtube.com/watch?v=kH-xF1A9PS0



「For all we know」 The Carpenters

Love, look at the two of us
Strangers in many ways
We've got a lifetime to share
So much to say
And as we go
From day to day
I'll feel you close to me
But time alone will tell
Let's take a lifetime to say
"I knew you well"
For only time will tell us so
And love may grow
For all we know

Love, look at the two of us
Strangers in many ways
Let's take a lifetime to say
"I knew you well"
For only time will tell us so
And love may grow
For all we know
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「あんたとあたしが知っとるように」
 
愛よ あたしたちば見てみらんね
まだお互い知らんこつもあるばってん
人生ば分け合うとばい
よぉけ話したかこつもあるし
一日一日あんたば近くに感じていくやろうばい
ばってんそれは時間だけにしかわからんこつばい
一生かけて
”あんたんこつはあたしが一番よぉ知っとる”
て言えるようになろうや
ばってんそれは時間だけにしか言えんこつばい
そしてあんたとあたしが知っとるように
愛は育っていくとばいね
 
愛よ あたしたちば見てみらんね
まだお互い知らんこつもあるばってん
一生かけて
”あんたんこつはあたしが一番よぉ知っとる”
て言えるようになろうや
ばってんそれは時間だけにしか言えんこつばい
そしてあんたとあたしが知っとるように
愛は育っていくとばいね


なんと美しい曲だろう・・・。
 
「雪」
 
たよりなき 雪やこれでも 師走かな
 
12月15日(火)曇り
ウイルホーム」さんでの会話。
 
奥さん:「今日、会社に来る途中に道を歩いてるおばあちゃんを見て、『あれ?この人会ったことあるなぁ』と思ったらうちのおばあちゃんでした(笑)」
ワシ:「めちゃめちゃ簡潔な笑い話ですね(笑)」
奥さん:「私時々そういうのあるんですよ。『あ、この人絶対知ってる!』とか『あ、懐かしー!』とか思ったらうちの主人だったり」
ワシ:「マジですか(笑)」
奥さん:「ほら、いるとは思ってない場所で会うと頭が混乱しません?」
ワシ:「あぁ、それはわかるような気がします」
奥さん:「そこにいるとは思ってないんで、正確に認識する前に『見たことある!』ていうほうが先にくるんですよ」

心理学的には有り得る話かもしれんなぁ。
 
今日は時間に余裕があったので、「ヘアーショップ ムーヴ」さんで散髪した。
ワカガシーラ坂本さんに面白い話を聞いた。美容室で練習用に使うヘッドの髪の毛は本物の場合と合成のものがあって、本物の髪の毛はインドの修行僧とかが剃髪した時の髪を使ったりするらしい。なぜインドの修行僧かというと、肉を食べないので髪質がすごくいいらしい。へー!知らなんだ!わざわざ海を渡ってきてるとはねぇ。
(ワカガシーラ坂本さんが、YOUTUBEで「ウサビッチ」にはまってるというので夜見てみたらまんまとはまってしまった。)
 
東部ハウジング」さんが終わる頃、姫から「帰りが早いなら一緒に走ろう」というメールが来た。寒いからどうしようか迷ったけど、張り切ってるならつきあっちゃるかなと帰宅してから走りに行ったが、これは正解だった。帰宅した時は寒くてガタガタふるえるほどだったのに走った後は身体の芯にまで到達してた寒さが抜けたみたいでその後ずっと寒くなかった。
 
晩飯の時にまたあの芋焼酎を飲んでしまった。土曜に買って来たのにもうないし!また買ってこよー。
 
「髪」
 
短かすぎ ワカガシーラに だまされて
 
12月14日(月)晴れ

中国鍼灸院」さんで呉先生に一つ短い漢詩を習ったので例によって博多弁訳とともご紹介。
 
「三餘」
 
讀書当以三餘
冬者歳之餘
夜者日之餘
陰雨者時之餘 

(出典 魏志・王粛伝)
 
読書三余をもっ
て当てる
冬は一年の余り
夜は一日の余り
陰雨は時の余り

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
あんた本を読む暇がなかとか言うばってん、三つの余りに読めばよかと
冬は一年の余りたい
夜は一日の余りたい
雨は時の余りたい
いくらでん読む時間なあろうが
余った時間見つけて読みないて
 
呉先生が「福岡には120万人住んでるから博多弁で書けば120万人が楽しめる」と言ってたので、「じゃぁ漢詩は10億人以上楽しめますね」と言ったら先生は「そうそう!」と言ってた。現在中国の人口は13億人以上。漢字が通用する日本や他のアジアの国をあわせればかなりの数になる。漢字の影響力というのは結構すごいもんだ。
 
コスモ不動産」さんに行ったら、「レオパルディ」の浅木社長が来られていた。二人の社長の丁々発止のやりとりはいつも笑わせてくれる。よっぽど仲がいいんだろうな。微笑ましいものがあるな。
 
「ひととき」
 
持つものも 持たざるものも 須らく
持たされしもの 書を読むひととき
 

12月13日(日)曇り時々雨
M島さんのカレンダーが完成しつつある。今回は城シリーズ第2弾。見事なものが完成しそうな様子だ。ワシもオリジナルカレンダー作ろうかな。
 
ブライダルミュージアム ビッビ」さんに納品に行ったら、そのまま社長と山の話になってついつい長居してしまった。社長に「一緒に山登りましょうや」と誘われた。支配人も行きたがってるらしく、3人で計画しようかなんて話になった。ワシ、社長のペースについて行けるかいな。
 
小雨が降る中、長谷を走った。ちょっと膝に痛みを感じた。じじくさい。ヤワだねぇ。
帰ってからは料理。今日は独りということだったので焼酎のつまみを作っているところに姫から帰るとのメール。急遽えしぇ蔵クッキングになってしまった。下ごしらえだけしておいて、キムチをつまみに焼酎を飲みながら帰宅を待つ。焼酎はこれ↓



久山酒店」で買って来た。焼き芋の甘い香りと味が楽しめて最高にうまい。たったの1,050円なり。これだから「久山酒店」はやめられない。
姫が帰宅してからはワシのテキトーおかずで晩餐。
 
「芋焼酎」
 
魅せられて 今更ながら 芋焼酎
 
12月12日(土)曇り時々雨
午前中にお邪魔した「不動産のトーカイ」さんで、「ハイブリッド車はどこで充電するのか?」という話題でT社長とSさんの意見が分かれたので、ワシが「ハイブリッド車に乗ってるお客さんに訊いてきます」と請合った。そのお客さんとは、「江田建設」の江田専務。午後からお邪魔して訊いてみたら、走行中にエンジンブレーキがきいた時に自動的に充電されるということだった。へー!知らなんだ!ちなみに「不動産のトーカイ」のT社長は家で充電するのではないか?と言っていた。携帯じゃないんだから(笑)。
 
江田建設」さんでは専務と二人、コーヒーを飲みながらモーターショーの話などして、たっぷりまったりしてしまった。盗撮されるのはいつものごとく。おそらく今日の専務のブログにワシは載ってるはず。専務がモーターショーが面白かったと話していたので明日ちょっと行ってみようかいな?珍しく暇やし。
 
午後からは「星香園」さん。アルバイトの方(Aさん)と牛島さんの3人で話してると、取引先のBさんが来て、4人で方言の話で盛り上がった。
 
Bさん:「じゅぐしって福岡の人言いますかね?」
ワシ:「じゅぐし?」
牛島さん:「言わんよ。熟した柿のことをなんて言います?」
ワシ:「あぁ、じゅくしですか。言いますよ。熟柿は標準語ですよ」
Bさん:「いや、じゅくしじゃなくて、じゅぐしになるとですよ」
ワシ:「じゅぐしですか(笑)。じゃぁ、『じゅぐし食べたかにゃ』とか言うんですか?」
牛島さん:「わははは!そうそう。『じゅぐしうまかにゃ』とかね」
Aさん:「あはははは!」
Bさん:「『ようら』てわかりますか?」
ワシ:「ようら?」
Bさん:「『ようらしとって』とか」
牛島さん:「適当にやっとってていう意味です」
Bさん:「これ便利よね。人の性格にも使えるけん。『あいつはようらやんけ』とか」
牛島さん:「わははは!そうそう。いい加減なやつていうことです」
Bさん:「『あいつはすぐようらするけん』とかね。適当にするちゅうことです」
ワシ:「なるほど」
Bさん:「あと、『あえた』とか福岡の人は言わんでしょ?」
ワシ:「あえた?」
牛島さん:「落ちたっていうことです。『100円があえた』とか」
ワシ:「へー!なるほど・・・」(メモメモ・・・)
Aさん:「メモとりよるし!(笑)」
Bさん:『「さでくりあえた』とかね」
ワシ:「なんですか?」
牛島さん:「強調する時に使うとです。ぜんぶひっくり返ってしまったみたいな(笑)」
Aさん:「『さでくりこけた』とかよぉ使うよね(笑)」
牛島さん:「そうそう!普通のこけかたじゃないとです」
ワシ:「あぁなるほど!もうものすごい転び方をしたと」
牛島さん:「そうです。こけたの最上級です(笑)」
ワシ:「おもしろいすねー!八女弁はかわいいすよね。『にゃ』とか使うけん」
牛島さん:「最近『にゃ』とか使いよる?」
ワシ:「さっき普通に使ってましたよ(笑)」
牛島さん:「わははは!」
Bさん:「俺らがお互い話す時は自然に使うけん気付いてないとよ」
牛島さん:「あぁそうか。知らんうちに使いよるとかもしれんにゃ・・・・・・あ!今にゃって言うた(爆笑)」

ロックのラブソングを今度牛島さんに星野弁に訳してもらおうかな。
 
星香園」さんの新商品。柚子復刻和紅茶と生姜復刻和紅茶。冬期限定!
 


「楽しかにゃ」
 
よぉらして さでくりこけて 楽しかにゃ
 
12月11日(金)曇り時々雨
「これでもかっていうぐらい人生を楽しんでありますね」と言われた。そうか。そう見えるのか。ふぅん。こんな人生、熨斗つけて進呈しまっせ。なにほどの価値もない。思えばワシは内心の不安をごまかすために時の隙間を詰めているだけなのかもしれない。
先日、わき腹を刺されて死ぬ夢を見たが、人生が終わる悲しみなどは微塵も感じず、「これで意識が遠くなったら全て終わるんだ。あぁこれでやっと楽になれる・・・」と安らぎを感じている自分がいた。これは何を意味するのだろうか?おそらく自分が思うよりもかなりストレスが蓄積しているのかもしれない。いつか楽になる日が来るとかいな・・・。
 
http://www.youtube.com/watch?v=ATg8CdRD68E
 
「Without You」 Harry Nilsson
 
No, I can't forget this evening
Or your face as you were leaving
But I guess that's just the way the story goes
You always smile but in your eyes your sorrow shows
Yes, it shows

No, I can't forget tomorrorow
When I think of all my sorrows
When I had you there but then I let you go
And now it's only fair that I should let you know
What you should know

I can't live if living is without you
I can't live, I can't give any more
Can't live if living is without you
I can't give, I can't give any more

No, I can't forget this evening
Or your face as you were leaving
But I guess that's just the way the story goes
You always smile but in your eyes your sorrow shows
Yes, it shows

Can't live if living is without you
I can't live, I can't give anymore
I can't live if living is without you
Can't live, I can't give anymore
 
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「おまえがおらな」
 
今夜のこつは忘れられんばい
おまえが帰る時の顔も
ばってん、そげんなるごとなっとぉちゃろうな
おまえが笑う時はいつも目はさびしそーにしとったもんな
うん しとったばい
 
明日を忘れられんばい
おれの全部の悲しみば考えたらの
せっかくおまえはおれのそばにおったとに、おれがおまえを手離した時をの
だけん、今おまえに知っとってほしかこつがあるとたい
おまえが知っとかないけんこつが
 
おまえがおらん人生やら生きていけんばい
生きていけんばい どげんもこげんもならんばい
おまえがおらん人生やら生きていけんばい
生きていけんばい どげんもこげんもならんばい
 
今夜のこつは忘れられんばい
おまえが帰る時の顔も
ばってん、そげんなるごとなっとぉちゃろうな
おまえが笑う時はいつも目はさびしそーにしとったもんな
たしかにしとった
 
おまえがおらん人生やら生きていけんばい
生きていけんばい どげんもこげんもならんばい
おまえがおらん人生やら生きていけんばい
生きていけんばい どげんもこげんもならんばい
 

「四十路」
 
進むしか 今はすべなし 四十路かな
 
12月10日(木)曇り時々雨


http://www.youtube.com/watch?v=DN4ZDjFGUB0&feature=related

「My Love」 Paul McCartney & Wings
 
And When I Go Away
I Know My Heart Can Stay With My Love
It's Understood
It's In The Hands Of My Love
And My Love Does It Good
My Love Does It Good

And When The Cupboards Bare
I'll Still Find Something There With My Love
It's Understood
It's Everywhere With My Love
And My Love Does It Good
My Love Does It Good

I Love ......My Love
Only My Love Holds The Other Key To Me
My Love ...My Love
Only My Love Does It Good To Me

My Love Does It Good

Don't Ever Ask Me Why
I Never Say Goodbye To My Love
It's Understood
It's Everywhere With My Love
And My Love Does It Good
My Love Does It Good
My Love ...My Love
Only My Love Does It Good To Me


(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「おれのよか人」
 
そして離れとぉ時にでんくさ
心はおれのよか人と一緒におるとばい
わかっとぉくさ
おれのよか人の手ん中にあるとたい
そしておれのよか人がよかごつしてくれる
よかごつしてくれる
 
そして戸棚が空っぽでんくさ
そこにおれのよか人のなんかば見つけるとたい
わかっとぉくさ
おれのよか人はどこにでんおるとたい
そしておれのよか人がよかごつしてくれる
よかごつしてくれる

愛しとるばい
おれのよか人だけがおれの心のも一つの鍵ば
持っとぉとたい
愛しとるばい
おれのよか人がよかごつしてくれる
 
なしかとか言うたらつまらんと
おれは絶対にどこも行きゃせんけん
わかっとぉくさ
おれのよか人はどこにでんおるとたい
そしておれのよか人がよかごつしてくれる
よかごつしてくれる
 

「師走」
 
とりあえず また生きのびて 師走かな
 
12月8日(火)晴れ
夕方、「やひめ」さんにお邪魔したら橋本社長が仁侠映画の「人生劇場」の画像をフォトショップでいじっていた。
 
ワシ:「その画像どうするんですか?」
橋本社長:「これ?これでね、年賀状作ろうと思って」
ワシ:「おー!いいですねー」
橋本社長:「人生劇場。映画見たことある?」
ワシ:「ないです」
橋本社長:「え?ないの?」
ワシ:「だって時代が違いますよ(笑)」
橋本社長:「これは今まで何回も映画になってるよ」
ワシ:「社長はどれが好きなんですか?」
橋本社長:「鶴田浩二が飛車角でさ、辰巳柳太郎が吉良常でさ、高倉健とか藤純子とかが出ててさ・・・」
ワシ:「ネットで調べてみましょうか・・・・・・え〜と、それは昭和43年ですね。私が生まれた年ですよ」
橋本社長:「えー!そうなの?」
ワシ:「あははは!見れませんよ」
橋本社長:「昔のねぇ、便所の臭いがするようなきったない映画館でさ、アンパンと牛乳買ってさ、なぜか昔はアンパンと牛乳なんだよな、それでさ、スピーカーの音なんか割れちゃっててさ、そんなとこで見てたんだよ」
ワシ:「へー」
橋本社長:「これがさ、きれいな映画館で見ると気分でないんだよ」
ワシ:「なるほど。場末の映画館じゃないとね」
橋本社長:「そうそう」

社長がポスターの顔をフォトショップで自分の顔に変えてくれというので作ってあげた。これが非常にウケがよかったので許可を貰ってここに掲載。
 

 
向かって高倉健の右側が橋本社長。迫力ありすぎ。
 
「人生劇場」
 
生まれきて 演じ続ける 舞台上
下りるに下りれぬ 人生劇場
 
12月7日(月)晴れ

昨日、重いものを運んだので腰に鍼をしてもらうため、「中国鍼灸院」さんに行った。呉先生は先日ワシが書いた漢詩をえらく誉めてくれた。内容に深く感動してくれたらしい。自分が書いたもので人が感動するなんて、物書きの最大の喜びだな。先生はその詩の中国語の発音を教えてくれた。
 
「訪師家」

秋 夜 訪 師 家 (秋の夜に師の家を訪ね)
Qiu Ye Fang Shi Jia
酒 満 涙 双 頬 (酒を満たし双頬に涙す)
Jio Man Lei Suang Xia
癒 我 傷 心 処 (我心傷つくところを癒し)
Yu Wo Shang Xin Chu
感 謝 誓 再 話 (感謝して再話を誓う)
Gan Xie Shi Zai Hua
 

 
漢詩は中国語で聞くとやはり美しい。先生に誉められたので俄然やる気が出た。漢詩をもっと書いてみようと思った。
 
今日はBGMが The Beatles で、しかも先日博多弁に訳した「I will」だった。「中国鍼灸院」さんの患者さんはえしぇ蔵日記を読んでいる人が多いが、
あの博多弁訳は大いに好評らしい。それで先生が原曲を聞かせてあげると喜ぶそうな。ご年配の患者さんが多いが、そういう人ほどあの訳は心に響くのかもしれない。
 

「今夜はハコベジで料理教室やけど、お酒持ち寄りやし、先生がチャビーの使い方説明するだけやけ、飲み会みたいなもんよ。参加してみたら?」
という姫の言葉に騙されて、「そんなら行ってみるか」と仕事を終えてから電車でハコベジに行ってみると、あ〜た、ちゃんとした料理教室やがな。プリントと筆記用具を姫に渡されて、「ほら、メモして」とか言われるし。くそぉ、やられたなと思ったがもはやどうしようもない。見渡す限り男性はいないし。どうもやりにくいので端っこのほうでじっとしてようと思ったら、今度はゴトー先生が「ハンバーグ捏ねてください」とか言うし!みんなが見てる前でせっせと捏ねるハンバーグ。なんでこんなことになったんだろうと思いながら・・・。
チャビーを使った料理が次々に出来上がる。それぞれ持ち寄ったお酒を飲みながら料理する。いろいろ勉強になったし楽しく飲めたし、いつのまにか最初のとまどいは忘れていた。赤ワイン、白ワイン、日本酒、マッコリと飲んだので結構酔いもまわった。うぃ〜覚えたこと全部忘れちまうぜ。
 
チャビーで蒸した魚をみんなで「おいしい〜!」とつついた後、骨に残っている身を「まぁもったいない」とゴトー先生が独りで食べていた姿に哀愁を感じたので一句捧げることにした。
 
「魚の身」
 
ハコベジや 食べ残された 魚の身
背中丸めて つつく先生
 

12月6日(日)曇り
午前中にM島さんと「マツノデザイン店舗建築」さんを訪問し、午後から部屋の片付け。そしてまたしてもいらないものをオフハウスへ。今回はエクササイズマシンと電子ピアノ。エクササイズマシンは値段がつかないのでひきとってもらうだけだったが、電子ピアノは高校生の頃に親に買ってもらった宝物。古いとはいえ多少は値がつくと思っていたら・・・なんと!500円げな!ショックで顔がひきつった。
500円とはいえど、ワシには思い出深いものだった。高校や大学の頃はよくこれで曲を作ったりしてた。懐かしき青春の日々だ。一度だけ人生やり直せるとすれば、やはり高校1年からだろうな。そこからなら夢を持続する熱意と弛まぬ努力でどうにでもなれるはずだ。今更だが狭き道を行くべきだった。安易に広い道を選ぶからこんなことになる。
 
「夢のあと」
 
我が夢の あとは買取 500円
 
12月5日(土)曇り

今朝、携帯に不在着信が入ってた。全く覚えがない番号。なぜなら頭が+82で始まるから。それって韓国じゃないか?韓国から電話してくるなんて出張に行ったガルシア社長くらいだ。社長なら自分の携帯からかけるから名前が出るはずだ。では一体誰?考えてもしょうがないからかけてみたら案の定、「ヨボセヨ?」ときた。韓国語やら知らんがな。幸い向こうが少し日本語がわかったので間違いだとはなんとか伝わった。日本人に知り合いがいるのだろうか?まったくなぁ。間違い電話も国際化の時代か?
 
午後、「ル・シュクル」さんに向かう途中で「中尾蒲鉾店」さんの前を通った。ちょいと寄って蒲鉾買うかどうか迷ったが、今日はやめておこうと通り過ぎるその瞬間!チラッと店を見ると奥さんと目があってしまった。どうもその目が「寄りなさい」と言ってるようで、急停車して店に入ったら奥さんが、「今、目が合いましたね」と笑ってた。一人酒のつまみ用にいろいろ買ってしまった。やはり蒲鉾はここが一番うまい。
 
ル・シュクル」さんで商品撮影。今日はこれ↓を食べた。ラフランスのタルト。ちょいと大人の味。こりゃよそでは食べれん味だな。やはりケーキはここが一番うまい。
 

 
「間違い電話」
 
間違いや 次は何語で かかるやら
 

12月4日(金)晴れ
だんだん慌しくなってきたような感じがする。思えば既に十二月。早いもんだな。あんまり寒くないがまた今年も暖冬か?
 
http://www.youtube.com/watch?v=JqdY6APJH7A
 
「I'm Not In Love」 10cc
 
I'm not in love, so don't forget it
It's just a silly phase I'm going through
And just because I call you up
Don't get me wrong, don't think you've got it made
I'm not in love, no-no
(It's because...)

I like to see you, but then again
That doesn't mean you mean that much to me
So if I call you, don't make a fuss
Don't tell your friends about the two of us
I'm not in love, no-no
(It's because...)

(Be quiet, big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
...

I keep your picture upon the wall
It hides a nasty stain that's lyin' there
So don't you ask me to give it back
I know you know it doesn't mean that much to me
I'm not in love, no-no
(It's because...)

Ooh, you'll wait a long time for me
Ooh, you'll wait a long time

Ooh, you'll wait a long time for me
Ooh, you'll wait a long time

I'm not in love, so don't forget it
It's just a silly phase I'm going through
And just because I call you up
Don't get me wrong, don't think you've got it made, ooh

I'm not in love,
I'm not in love...


(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「惚れとらんばい」

おれは惚れとらんばい だけん 誤解したらつまらんばい
今はちょっとのぼせとるだけじぇ
おまえに電話したけんいうて
間違うなよ 好かれとるとか思うなよ
おれは惚れとらんばい
なしかて言われてん・・・
 
おまえに会いたかて思うばってん も1回言うぞ
おれはおまえをどねぇも思うとらんばい
だけん 電話したけんいうて 騒ぐなよ
おれとおまえんこつば 友達とかに言うたらつまらんばい
おれは惚れとらんばい
なしかて言われてん・・・

(静かにせんね 男ん子は泣くもんじゃなか)
(男ん子は泣くもんじゃなか)
(男ん子は泣くもんじゃなか)
・・・

おまえの写真ば壁にかけとぉばってん
それは壁の汚かしみが隠れるけんたい
だけん 写真返せとか言うなよ
そげな大したことじゃなかたい
おれは惚れとらんばい
なしかて言われてん・・・
 
おまえはおればずーと待っとろうや
おまえはずーと待っとろうや
おまえはおればずーと待っとろうや
おまえはずーと待っとろうや
 
おれは惚れとらんばい だけん 誤解すんなよ
今はちょっとのぼせとるだけじぇ
おまえに電話したけんいうて
間違うなよ 好かれとるとか思うなよ
おれは惚れとらんばい
おれは惚れとらんばいて言いよろうが・・・
 
 
10ccならではの深い歌詞。子どものような男性の心理をうまいこと歌ってるんだな。ストレートなラブソングもいいが、こういう曲も女性の心理をくすぐるんだろうな。
 
「カレンダー」
 
カレンダー 1枚残り 越し方を
思えばなにも 残らぬひととせ
 
12月2日(水)晴れ
夕べは姫と二人で尊敬する師の家を訪ね、酒盃を交わして久闊を叙した。楽しい夜だった。宗教、文学、哲学、料理、ビジネス、デザイン、カメラ、不動産、登山、音楽・・・あらゆるジャンルで師と仰ぐ人が身近にいることを本当に幸せに思う。人とのつながりが一番の財産だ。
今日は久しぶりに漢詩を作ってみた。漢詩に関する師は「中国鍼灸院」の呉先生。以下の詩も呉先生に添削してもらった。それにしても漢詩は面白い。これはある意味パズル的な面白さを秘めている。そして完成というものがなく、永久に工夫し続けられるのも楽しい。本格的に習ったことはないので、現在「杜甫」と「李白」の詩集を買ってきて勉強中。

「訪師家」

秋夜訪師家 (秋の夜に師の家を訪ね)
酒満涙双頬 (酒を満たし双頬に涙す)
癒我傷心処 (我心傷つくところを癒し)
感謝誓再話 (感謝して再話を誓う)
 
12月1日(火)曇り

最近、姫は満月の夜と新月の夜は晩飯を抜く。そういうダイエット方法があるらしい。たまに絶食するのは身体にいいというのは聞いたことがあるが、ダイエットには本当にプラスなんだろうか?ちなみにその日のワシの晩飯は、TKG(玉子かけご飯)か、OCD(お茶漬け)になる。
中国鍼灸院」の呉先生によれば、月は大海の満干をつかさどるほどだから、人間の血流にも大いに影響するとのこと。満月の夜は死亡率が低く、出生率が高いらしい。やはり満月の夜は人間は多少元気になっているわけだな。ちなみに性犯罪も多いらしい。なるほど。
 
東部ハウジング」さんでは今頃みんなで港でアジを釣っているはず。釣れたかいな?単に七輪でいろいろ焼いてつまみにして飲みたいだけなのではないだろうか?
 
さ、というわけで今日も博多弁のラブソングだ!これ書くとアクセス多いんだな。
 
http://www.youtube.com/watch?v=PaLfDnShEn0

「Woman」 John Lennon

(For the other half of the sky)

Woman I can hardly express
My mixed emotions at my thoughtlessness
After all I'm forever in your debt
And woman I will try to express
My inner feelings and thankfulness
For showing me the meaning of success

Woman I know you understand
The little child inside of the man
Please remember my life is in your hands
And woman hold me close to your heart
However distant don't keep us apart
After all it is written in the stars

Woman please let me explain
I never meant to cause you sorrow or pain
So let me tell you again and again and again

I love you, yeah, yeah
Now and forever
I love you, yeah, yeah
Now and forever
I love you, yeah, yeah
Now and forever
I love you, yeah, yeah


(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
「おなご」

(空のもう半分のために→世界中の全ての女性のために)

おなご よぉ説明しきらんばい
おれの軽率さの中の複雑な気持ちば
結局はおれは一生おまえに頭が上がらんとばい
おなご どげんかして
説明してみるばい
おれのこそーっと思うとることと
おれに成功の意味ば教えてくれたことへの感謝の気持ちば

おなご 男は所詮小さい子どもと一緒て
おまえも知っとるやろ
おれの人生はおまえの手の中にあるて覚えとってくれ
そしておなご おれば近くに抱き寄せてくれ
どんだけ距離があってん じゃけんにせんどってくれ
結局はぜーんぶ星に書いてあるとじぇ

おなご 説明させてくれ
おまえば悲しませたり傷つけたりするつもりは絶対になかばい
だけん 何回も何回も言わせてくれんか

愛しとるとじぇ ほんなこつ
今もこれからもの
愛しとるとじぇ ほんなこつ
今もこれからもの
愛しとるとじぇ ほんなこつ
今もこれからもの


For the other half of the sky の意味が初めてわかった。毛沢東の名言「空の半分を支えているのは女性である」からきたらしい。つまりこのラブソングは世界中の全ての女性に捧げられているわけなんだな。なんと素晴らしいことだ!さすがJohnだ。

「空の半分」
 
姫もまた 空の半分 支えしか
はなはだもって 心もとなし