この街ならこのお店、という地元を代表するお店というのがどこにもありますよね。そういう地位は長年にわたって多くの地元のファンに親しまれ愛されないと築けません。かつて昭和の頃に日本人の食欲を満たした定食屋は、他のジャンルより利用される回数が多いのもあって、そうやって地元に根付いていたものでした。そういう定食屋が今も残っているとすれば、これはみんなで守らないといけないでしょう。なにしろ日本の働く人々を支え、社会の成長に大いに貢献してくれたわけですからね。例えば小笹といえば?誰しも小笹飯店を連想するのではないでしょうか?お店の中も外も本当に昔ながらの定食屋そのもの。そこでいろんな定食が楽しめますが、中でも断トツ人気は”とり肉の味噌炒め定食”。これがこのお店を地元に限らず福岡でも有名な店にしたのではないでしょうか?もう正直たまりません。揚げた鶏の胸肉を味噌を使ったソースをからめて野菜と一緒に甘からく炒めてあります。もう本当に絶品です。これが山盛りのごはんとスープ、たくあんと一緒に出てきます。昔の定食屋そのままにしっかりとしたボリュームですが、小食の方は注文するときに言えばご飯を少なくしてもらえます。他のメニューもどれもおいしそうなので迷うのですが、次々に来るお客さんのほとんどがこの”とりみそ”を頼んでいます。お昼時はかなり待ちますので時間に余裕のある時にどうぞ。皆さんも是非!絶品”とりみそ”をお楽しみ下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区小笹3-10-25
092-521-3176