パン ドゥ ジュール

パンは昔から世界中の国々で作られ、その国に合わせた特徴を持っていますが、このパンの可能性を大いに広げて、バラエティのあるより魅力的なものにしたのはフランスではないかと個人的には思います。今、パン屋さんに行けばいろんなパンを楽しむことができますが、それはフランスの存在がかなり影響しているのではないでしょうか。だからパンの修行のためにフランスに行った人はパン文化の発展の地で学んだわけで、その会得するものは技術のみならずかなり大きなものがあるのではないでしょうか。那珂川町にあるこの小さなお店のオーナーは、”ブーランジェリー・オブ・ザ・イヤーパリ”を受賞した、今やパリで一番人気とまで言われる「メゾン・ランドゥメンヌ」(東京にも出店しています)で修行されたそうです。持ち帰ったものは技術や知識だけではなく、気概、文化、伝統、嗜好、感性・・・いろいろあると思います。そういったものがやはりパンに反映されているようでその品質は驚くばかりです。九州の地方都市でそれが味わえるというのは考えてみると非常にありがたい話です。ハード系のパン、特に基本のバゲットの素晴らしさは必ず堪能して頂きたいです。おそらくヨーロッパの方が食べても納得する味なのではないでしょうか。本場仕込みのグローバルな味と食感を皆さんも是非どうぞ。

(えしぇ蔵)

筑紫郡那珂川町中原2-52-7
092-952-0888

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