フランス料理が高級だというイメージを作ったのは一体誰なんでしょうね?そんなフランス人が毎日高いもの食ってるわけないじゃないですか。毎日正装してワインのテースティングなんてしてるわけないじゃないですか。当然家庭料理もあれば大衆食堂もあるわけです。庶民的な味もたくさんあるわけです。それを福岡にもってこようというのがこの店のコンセプトです。はっきし言って味覚の退化した我々現代の日本人にはフランスの大衆食堂のレベルで十分にノックアウトされます。ディナーのコースは2600円で前菜とメインとパンとデザートがつきます。それぞれ自由に選べます。選んだ内容で価格は若干変動します。外して欲しくないのが100円プラスでオニオングラタンスープ。それと頬肉を使った料理。お店も本当にパリの食堂という感じで全く気楽に食べれます。マナーもなーんも気にしないでOK。ただし店が狭いからすぐ満員になる。絶対予約が必要。
イギリス行った時も韓国行った時も思ったけど、やっぱ東京と同じで都会は住みにくいなぁと思ったえしぇ蔵ですが、パリに行った時だけは違いました。初めて”住みたい”と思った都会がパリでした。ここは歴史と伝統と芸術とおいしいものがあって、あぁ今思い出しただけでも飛んで行きたい...うぅぅぅんんぼんそわぱりぃぃ?しもぶくれしるぶぷれ?。街をぶらついてお腹がすいたら、何も3つ星だ4つ星だなんて店に入る必要はありません。お、こんなとこに食堂がある。今日はここでいいや、って感じで入ればそこで十分満足できます。それくらい全体のレベルが高いのです。本当に食の文化を大事にする国なのでどのお店もとにかくハイレベル。化学調味料にどっぷり浸かって舌が退化した我々現代の日本人にとっては星なんてつかなくったって十分にその美味にノックアウトされます。そういうお店がパリにはたくさんあって、それを福岡に一軒ひょいと持ってきたようなのがこのボンジュール食堂です。表の戸を外してテラス風にしてるところとかアルバイトのおねぇさんたちの格好とか、店の内装、テーブル、雰囲気、まさにあのパリのどこにでもある食堂そのものです。あんな感じで店は全然食堂って感じで気取ってないのに出す料理は抜群にうまいんですよ。それがいわゆる”びすとろ”ですね。フレンチは高級というイメージを見事にくつがえすこのフランスの大衆料理の店は是非多くの人に知って頂きたい店の一つですね。福岡にはお金取るだけ取っといてなんじゃこの味は!?という高級フレンチが多々見受けられます。そういう店には本当一回ここの料理食べさせたいですね。この見事なコストパフォーマンス、ちったぁみならえ!と言いたいですね。わしゃ雰囲気だけに高い金は出さんぞー!食べものやが食べものまずくてどーする!うらうらぁぁぁ!この店に修行に行けぇ修行にぃぃぃ?!
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(えしぇ蔵)
南区塩原3-26-23
092-551-8151