筑紫野市の山のふもとに小さい小さい珈琲豆屋さんがあるんですよ。これがまさにESEグルメ的なのです。オーナーが一人で小さいお店を切り盛りしてて、その中身はどこにも負けないようなクオリティに達しているというパターンはまさにえしぇ蔵のツボを刺激するところのものでありますが、ここはまさにそのものずばりです。種類は少ないですが厳選した生豆を、その持ち味を生かすように焙煎の方法を工夫されて商品化されています。商品数が少ないから一種類ごとに細かく手がかけられているわけです。珈琲が好きだから、珈琲豆を商いとして、自分のできる範囲で、自分のスタイルで営業したいというオーナーの思いが商品やお店のつくりから伝わってきます。こういうお店は少しづつ熱烈なファンを増やして、違いのわかる人々に支持される名店となり、不動の名声を得るんですよね。えしぇ蔵もすっかりファンになりました。ちなみに「ヨシュアツリー」のオーナーは弟さんだそうです。商品に対する情熱とポリシーはDNAのなせる技なのでしょうか?
(えしぇ蔵)
筑紫野市大字吉木1067-7
092-923-5706